「村上恵梨 グラビア・アイドル」追悼。

村上


ユニチカ・HPより。)

2004・2005年ユニチカマスコットガールを務めていただきました
村上恵梨さん(享年26歳)は、平成19年7月8日(日)午前2時に永眠されました。
ユニチカマスコットガールとしてご活躍いただいた2年間、
社内外にわたり広く愛されました彼女の存在は、
我々ユニチカグループ一同にとって夢と希望をつなぐ存在でした。
村上恵梨さんには、深く哀悼の意を表するとともに、
安らかにお眠りになられますよう心よりお祈り申し上げます。

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村上恵梨 ういごころ [DVD]

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井上ゆりな MOVIE 。

井上 ゆりな

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『自転車に乗って』

hayasi yumika.

『自転車に乗って』

 昨日はむし暑い中 林由美香の墓前へ。霊園というからにはだだッ広い場所かと思ったら、何かビルでも建っていた跡地みたいなスペースにあってちょっと意外だった。由美香の墓は墓地の入り口の横にあって、笑顔の彼女の写真がはめこんである。これならお参りに来て間違えることもないだろう。
 参加者の内三人がそれぞれの自宅から自転車に乗ってやって来た。俺と同じ高円寺から駆けつけたT氏は50分で着いたという。俺は11時に家を出て地下鉄丸ノ内線から大手町で都営線に乗り換え、途中本屋に寄って時間を潰したりしてたら、優に2時間もかかってしまった。自転車の方がうんと能率がいいのだ。
 一時期、といっても20年以上も前になるけど、知り合いが駅前に放置してあった自転車を拾得?し、それを譲ってもらって半年ほど乗り回していた事がある。あの時は都内ならどこまでも自転車に乗っていった。大抵の目的地はまだ東京全体にまばらに存在していた映画館だ。地図なんて持っていかないから殆ど行き当たりばったし、清瀬にあった映画館に行った時は道順が判らないから、西武池袋線の線路に沿ってただただ西方向を目指して走った。尤も道が必ずしもレールに沿ってある訳ではないから、線路を軸にして向こう側に渡ったりまたこちら側に渡ったりの蛇行状態で、昼過ぎに出ても映画館に辿り付くまで思いっきし時間がかかってしまい、映画を観終って部屋に帰ってきたらもう真夜中だった。
 自転車にはかれこれ十数年乗っていないのではないか。体力が落ちない内にまた昔みたいに街から街へと自転車で疾走してみたいな。でもあの頃目指した映画館は今は殆どが消滅してしまった。何を目指して走ればいいのか判らない。それはまるで先行き不明の俺の生き方と同じだ。
 墓前で5時間ぐらいも呑み続けて、夕方過ぎに俺以外の男達は自転車に乗ってそれぞれの自分の場所へと帰っていった。俺はどっぷりと呑み疲れて、また1時間半ばかりも電車に乗らなければ帰れない。何か物凄い疲れた。果たして来年の今日もまた、俺は同じコースの電車に乗っているのだろうか。(原達也ブログより)

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林由美香。

『由美香ニ周忌』  



 27日に林由美香のお墓参りするから行かないか、の連絡有り。実は由美香の死んだのは26日なのだが、27日が由美香の誕生日なので(つまり由美香は誕生日の前日に亡くなった)、この日に有志でニ周忌のお墓参りをしようという話になったらしい。

 林由美香が亡くなって二年がたつ。彼女の死や思い出については亡くなった当時雑誌に書いてしまったので、もう繰り返す事柄はそんなにない。ただ「最後のピンク女優」とされている林由美香だがあるピンク映画監督氏の話では、生前最後の一年ピンク映画の出演はたったの一本きりだったと言う。林由美香の活動のフィールドは最後の一年に限れば、殆ど映画ではなくAVであった事になる。はっきりした形では言えないけど、映画側のスタンスから見る「林由美香」像と俺らAV側の人間が知っている「林由美香」とは、何か微妙に差異があるように思えてならない。

 あと一つ、最後に俺が由美香と会ったのはある自主制作ビデオ映画の現場でであったが、その時の由美香は今まで見た事もないほど体がほっそりしていて、ちょっとびっくりしてしまった。体調でも壊してしまったのかな、なんて考えも頭によぎったのだが。その時俺と会話する事なく、俺の隣にいた人と延々お喋りしていた。もしかしたら俺の顔を忘れていたのかな(それまでは顔を合わせたら必ず、何か一言か二言かは交していたのに)。こちらから喋りかけるような言葉を持てなかったのが、今となれば悔しい。

 お墓は団地で有名な高島平にある霊園にあるとの事。以前身内が住んでいた場所だ。そんな所にお骨が埋められているなんて知らなかった。これも何かの縁かな、と思ってみたりして。

([原達也・Blog]より)


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現役『東○大生』・AV嬢!!

東○生。

『東○大学』


 仕事で自称「最高学府」に在学中というAVモデルのDVDを観る。どうって事ない無難な内容。東○大学生というなら校内のキャンパスでも歩いているシーンでもあってしかるべきだが、ただただスタジオでSEXしているだけで、フツーのAVモデルの主演作物と全く違いがない。ただモデルはその学校のOBタレントにありがちな、低学歴の一般人をどこか見下しているような選民意識は薄そうな女のコだったので、一応好感が持てた。もしこのコがホントに在籍しているなら学校では男子学生にモテモテだろうな。しかしAVに顔出し出演してしまっては、もう通学できないだろうけど…。
 でも冷静に考えると「○」は「京」だと限る訳ではないし、「最高学府」は「大学」の意味であって特定の大学を指す物ではない。どうもメーカー側の仕掛けた言葉のレトリックに周囲がうまく踊らされているだけに思えるのだが、果たして…。
『東○大学』で言えば、先日参院選出馬を表明した元女子アナもその大学卒。しかし「今までは自由に言いたい事が言えなかった」という出馬理由は、女子アナという職種を自ら「電波芸者」だったと認めているようなもの。長い間お世話になった職場、及び苦楽を共にしてきた同僚たちに対して至極失礼な発言だと思えるし、「東○大学」卒の割には言葉に対する気遣いない人だなと思ってしまう(それは自分にも言える事だが)。
 俺の身近にも「東○大学」卒の人がいて、超低学歴の俺なんかとは当然全くタイプの違う人なんだが、漫画やテレビドラマに出てくるようなガリ勉タイプなんて実際はあんまりいないんじゃないかな。ただ全ての状況に適応し易いというか、俺みたいに人とコミュニケーションを取るだけで一苦労、なんて人は「東○大学」の学生にはあまりいなさそうだ。受験勉強というのも難解な数式や化学方程式のスタイルにいかに適応できるか否か、の問題だと思うし。結局適応性が人より抜きん出ている事が一流会社や政治といった巨大組織の歯車の一員としても有効であると、いう事で「東○大学」卒の人間が多く大企業やお役所なんかに取り込まれていくのだ。
 尤もいざ「東○大学」に入学してみると何か変だな? と感じてしまう人もいるようで、実はそういう人達に俺は近しい物を感じたりする。勝手に父親に入学させられていて、だから中退するのにも躊躇い一つなかった作家の田中小実昌、映画監督になる権利を得る為に入学した長谷川和彦今村昌平のプロダクションに入社したので、あっさり中退)、入学したけど肌に合わないと感じて中退、地方の国立大に入り直したヤクザ映画俳優の成田三樹夫(但し死ぬまで「東○大学」生だった過去は明かさなかった)とか。あとホントか嘘かはまでは確かめなかったが、高校時代の俺の友達の知り合いが八百屋の息子で「東○大学」を卒業したけど、結局親の仕事を継いだという噂を聞いた事があった。こういうセンスの方が某女子アナなんかよりよっぽど知的に俺には映る。
 子供の頃、「東○大学」内にある「安田講堂」を巡る、全共闘の学生と機動隊の攻防戦をテレビ中継で観た。学生たちが追い詰められ、必死に旗を振っていた最後の学生一人が捕まるまでの攻防戦。まあ子供の目にも「敗者」は予め想像がついたし、その分悲壮感たっぷりで良くできたドラマの最終回でも観ている気分だった。その年の「東○大学」の入試は中止になり、それをモチ―フに庄司薫が小説『赤頭巾ちゃん、気をつけて』を書き芥川賞を受賞。俺は中学の図書館でその本を借り、そこに裏日本の退屈な日常では窺い知れない「東京」の匂いを嗅いで、以降「東京への脱出」が俺の少年時代のテーマとなった。そう考えると俺と無縁な存在のはずの「東○大学」も、連鎖的には今の俺とは決して無縁でないんだなって事だ。ちょっとこじつけ過ぎか(笑)。

([原達也・Blog]より)

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『天龍源一郎』

天龍源一郎

天龍源一郎


 昨日歩いて五分の高円寺図書館に行った時。ふと気になってスポーツ新聞の棚から一昨日の号を引き抜き開いてみると、その前日に行われた『ハッスル』の試合結果が。



「元巨人のクロマティ勝利!」の大見出しの左下に「HG、天龍に勝利」とある。 凡そ予想はしていたがやっぱり天龍源一郎は負けてしまったんだなァと、心の中で溜息をついた。『ハッスル』に真剣勝負を求めている人は一人もいない。「ヤラセ」なのは先刻ご承知、レスラーも客も「踊る阿呆に観る阿呆」状態である。しかしそれでも相撲時代から合わせて格闘技生活44年、「ミスタープロレス」と呼ばれプロレスラー業界の大御所として多くの人が認める天龍が、プロレスラーではない「芸人」に負けてしまったという結果は、「記録」として残る。この事実は重い。


 プロレスラーは基本的にエゴイストである。所詮自分が目立ってナンボの世界だし、実際アントニオ猪木を初めとする究極のエゴイストたちがリングで、そしてリング外でも闘い続けてきた。それは欲望に溢れたあまりにも人間臭い世界で、その故にかつて俺はプロレスに熱狂した(90年代後半までは)。


 その魑魅魍魎な世界の中で天龍だけはいつも孤立し醒めていた感じがする。元々は全日本プロレスの三番手(馬場、ジャンボ鶴田に次ぐ)として特に不満もなかった彼が、長州軍団を初めとする新日本プロレスとの対立構造の中いつしかエース・鶴田の対抗馬に奉り上げられ、さらにはバブルなプロレスブームに目をつけた『メガネスーパー』の神輿に乗せられた末、興した団体が呆気なく崩壊すると当時伸び悩んでいた新日エース候補の橋本真也の格好の「噛ませ犬」に仕立て上げられ、とここ10年近く天龍は周囲の状況の赴くまま様々な団体のリングに上がり、プロレス界を漂流し続けている。


 そこには他レスラーの様な「俺が俺が」みたいなエゴイズムはない。請われるまま息子みたいな若手レスラーや女子レスラーとも闘う天龍には、強さとかカッコ良さとは別種の凄みを感じさせるのだ。彼はどんな不遇な立場に立たされても、或いは都合のいい時だけ天龍の名を利用され、結果的に使い捨てみたいに扱われても決して泣き言は言わない。彼はヒーローやカリスマになりきれない自分の器を知っている、否知り過ぎている。


 HG戦の敗北も天龍にとっては馬場をフォールした時、或いは東京ドームで猪木に勝った時と同じく、「一つの仕事をやり遂げただけ」としか認識していないのかも。渋いね。それでも「記録」は残る。血気盛んな若いレスラーの中には結局ピエロじゃん、と心で蔑み笑ってる奴もいるだろう。でも天龍はこれからも黙ってリングに上がり続ける。それが天龍源一郎だから。


 つまり天龍源一郎は「闘い続けるブルース」なのサ。この気持ち判る?


([原達也・Blog]より)


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